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金魚の水槽台をDIYで簡単に作る方法!

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金魚の水槽台って水槽に合わせて大きさが決められているので、ちょっと違う寸法の

水槽台が欲しいと思っても手に入らないです。

大きさだけ合わせようと他の台を探してみても、水槽台の重量に耐えられそうもない

薄い板で作られていたりします。

強度を考慮するとスチール製の棚もありますが、コストが上がってしまったり、また

家の雰囲気に合わなかったりします。

そんな妥協が嫌なので、自分の思い通りの水槽台をDIYすることにしました。

 

私のこだわり

床のパインに合わせてスチール製ではなく木材を使用する

スペースを活かした寸法の水槽台を作る

 

 

 

 

完成品はこんな出来栄です!

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 自分としては満足いく仕上がりとなりました。

市販の水槽台を購入すると壁からはみ出して歩く動線の邪魔になります。

必要な寸法の物が手に入るのがDIYの醍醐味ですね。

 

部材を用意しよう

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使用する木材

パイン集成材 1枚(縦35cm   横182cm   厚さ3cm )

SPF材     4本(縦182cm  横8.9cm   厚さ3.8cm )

 

木材を決めた寸法にカットします

天板   1枚 (パイン集成材 縦35cm  横80cm   厚さ3cm )

底板   1枚 (パイン集成材 縦35cm  横80cm   厚さ3cm )

柱    4本 (SPF材   縦72.5cm 横8.9cm  厚さ3.8cm)

正面横板 1本 (SPF材   縦72.4cm 横8.9cm  厚さ3.8cm)

背面横板 4本 (SPF材   縦31.7cm 横8.9cm  厚さ3.8cm)

側面横板 4本 (SPF材   縦17.2cm 横8.9cm  厚さ3.8cm)

水槽台は重いので天板の厚さは3cmとしました。

 

部材のカットについて

木材をカットする方法は、主に2つあります。

のこぎりでカットする

メリット

・のこぎりを持っていればお店でカットしてもらう費用を抑えることが出来る

・全て自分で作製したと充実感が得られる

 

デメリット

・のこぎりに慣れていないと、まっすぐにカットすることが出来ない

 斜めにカットしてしまうと、上手に組み立て出来ません

・同じ寸法の部材を用意したくても、不揃いになってしまう可能性がある

 

お店でカットしてもらう

メリット

・部材のカット面が真っすぐに仕上がる

・同じ寸法の部材が必要な際、綺麗に寸法が揃う

 

デメリット

・カットをお願いすると、1カット辺り数十円必要となる

・ちょっと人に助けてもらった感が残る

 

お店で木材をカットしてもらう場合、必要ない端材を持ち帰るか聞かれます。

長めの物は持ち帰ることをオススメします。

理由は後程説明します。

私が選んだカット方法は?

部材のカットは、木材をホームセンターで購入した際にお店でカットしてもら

いました。

今回は水槽台を置くので大変重量があります。

柱それぞれの長さが均一でないと、バランスが悪くなり水平にならないので、

お店でカットしてもらいました。

費用は数百円程度で時間も数分で終わりました。

自分でカットしたら数倍の時間がかかるので、かなりお得と感じました。

お店によっては、お店のカードを持っているとカット無料となったりします。

お店で確認してみましょう!

 

ダボを使って部材を組み立てよう

ダボを使用するメリットとは

ダボを使うメリットは、表面に接続金具が出ないことです。

釘やビスを使って部材を組み立てると表面に釘やビスの頭が出てしまいます。

せっかく木材を使ってナチュラルな物を作るのなら、見た目にもこだわりたい

ものです。

ダボを使用して組み立てる

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ボンドだけでは強度が足らないので、ダボを使用して組み立てました。

使用する道具については、こちらをご覧下さい。

www.yarunara.xyz

 

まずは、電動ドリルにダボ錘を取り付け、部材に穴を空けます。

最初に空ける場所は大体の位置で大丈夫です。

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空けた穴にダボマーカーを入れます。

実際の作業時には、両側の穴に同時にダボマーカーを入れて下さいね。

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ダボマーカーを入れた部材に組み合わせたい部材を押し付けます。

押し付ける際は、組み付けたい位置にきっちり合わせましょう!

 

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ダボマーカーの印の位置にダボ錘を使って穴を空けます。

 

片側の板材の穴に少量ボンドを流し込み、ダボを入れます。

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ダボ錘で空ける穴は、ダボの直径よりも小さめになっています。

簡単に挿入出来るようではグラグラしてしまい固定出来ませんよね。

手では簡単に入らないので、ゴムハンマーを使って軽く叩きこみましょう!

組み合わせたい部材の穴にもボンドを少量入れて組み合わせます。

組み合わせるときも同様にダボは簡単に入りません。

そこでゴムハンマーが活躍します。

ここで直接部材を叩いてしまうと、傷になったり跡が残ったりしてしまいます。

ゴムハンマーは柔らかいので傷がつきにくいのですが、それでも跡が残ること

があります。

そこでホームセンターでカットしてもらったときの端材が役に立ちます

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端材を上に乗せて端材を叩きましょう!

そうすることで水槽台に傷がつくことを防ぐことが出来ます。

 

水槽をのせた完成品

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水槽台を作ったことでリビングに水槽を置くことが出来ました。

DIYしたことで空いたスペースにきっちり収まりました。

市販の物を利用すると壁からはみ出して動線に棚が飛び出してしまうか、

水槽2つを別々に置くことになってしまいます。

ダボを使わない部材の組み立て方

DIYしたいけどダボを使うのは面倒だという人いますよね。

そんな人にオススメの組み立て方です。

作った水槽台の下のスペースが広いので、棚板をつけて物をおけるように

改善しました。

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水槽台を組み立てた後なので、ダボを使用することが出来ません。

そこで使用したのがL字金具です。

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棚板の下に取り付けるため、見た目には金具が目立ちません。

天板などもL字金具を使用することで簡単に組み立てることが出来ます。

金具もL字だけでなく、I字やT字など種類がありますので、場所に応じて

使い分けましょう!

ダボを使うより簡単で組み立て時間もかかりませんよ。

組み立てる道具やスペースがない人はどうする?

電動ドリルを使いたいけど、買うとお金がかかってしまいます。

コストを掛けたくない人は、電動ドリルをレンタルすることが出来ます。

ホームセンターで1泊2日で200~300円程度でレンタル出来ますので、ホーム

センターで聞いてみましょう!

ホームセンターによっては、木材を購入すると工作室を貸してくれるところが

あります。

工作室の利用料が無料でさらに工具も無料貸し出ししてくれたりします。

ホームセンターによって様々ですので、確認してみましょう!

家で作るとダボ穴を空けた時に木くずが出たり、ゴムハンマーで叩いたりする

と音が出ます。

気兼ねなく組み立てるのなら、工作室を活用しましょう!

まとめ

水槽台をDIYすることで自分の希望通りの物が手に入るのはとても魅力的

です。手間はかかりますが、その後のお世話のことを考えるとかなり効率が

上がりました。

ちなみにこの水槽台の組み立てに3時間もかかってしまいました。

それはダボの打ち込み方や部材の組み合わせで苦労したからです。

ゴムハンマーや端材を使うことで、組み立てが楽になることが分かりました。

水槽台や棚をDIYするときの参考になれば幸いです。